代表理事・東川仁が、『近代セールス』2020年1月15日号に寄稿しました。
『近代セールス』は金融機関の職員に向けた、日々の業務のヒントを満載した業界誌。長年寄稿していた東川は2018年にお休みをいただきましたが、2019年4月15日号から再開しています。連載名は「経営アシスト情報活用術」。特集月を除き、毎月15日号に掲載されます。
連載第7回のテーマは「担当者が稟議申請書に書き込む内容」。融資の話が出たとき、経営者から話せるのはたいてい、金額と実行予定日くらいでしょうか。しかし金融機関職員が作成する稟議書には、さらに多くの情報が必要です。
実際の融資現場では、稟議書をチェックした上長から「この情報もほしい」「こんな資料が必要」と言われることも多く、これは職員も経営者も二度手間。
事前に金融機関側から必要な内容を経営者に知らせておくことで、よりスピーディな融資検討が可能になります。金融機関にも経営者にもメリット大です。
とくに重要なのは、保資金使途と返済原資。融資の話が出た時点で経営者と詳しく、また漏れなく話しあうことができるよう、東川は便利なツールを作成して誌面で公開しています。
本誌は金融機関の職員向けですが、ご興味がありましたらぜひ手にとってみてください。金融機関の考え方、職員の行動の理由などがよくわかり、日々の企業経営にたいへん役立つことでしょう。Amazonでも手に入ります。
また、融資を含めた資金繰りに悩んでいたり、金融機関との上手なつきあい方についてのご相談があれば、どうぞこのページから、お近くの融資コンサルタントを検索し、気軽に連絡をお取りください。専門研修を受け、日ごろから経験を積みながら情報をアップデートしている当会員が、熱心にサポートします。