代表理事・東川仁が、『近代セールス』2018年1月1日号に寄稿しました。
『近代セールス』は金融機関の職員に向けた、日々の業務のヒントを満載した業界誌。毎月15日発売号には、代表理事・東川の連載記事が掲載されています。題して、「どんな相手にも戸惑わない!社長のタイプ別会話術」。
しかし今回の寄稿テーマは、本号の特集でもある「働き方改革」。無駄を減らして生産性を上げたいのは、金融機関職員も同じです。そのための具体的な方法を、金融機関の現場を知る東川が細かくアドバイスしています。
ところで、あなたは企業を経営するなかで、「金融機関さんに、こんなに頻繁に訪問してもらわなくても…」と思ったことはありませんか。自分からとくに何かの用事があるわけでもないのに、担当者から金融機関の新商品案内やキャンペーンのお知らせなどを聞かされ、あとは世間話をしたりして、時間ばかりとられる…。
金融機関がよく企業を訪ねていくのには、実は、理由があるのです。渉外(企業の担当者)職員にとって、企業を訪問しているときこそ「仕事をしている!」という気持ちになり、デスクワークをしているときは、それほどの充実感が得られないのです。
まさに東川はその点を指摘し、記事内で「過剰な訪問を削減しよう」と説いています。中小企業と金融機関、その双方にとって実りのある訪問になるべく、金融機関の職員も、このような業界誌の記事を参考にしながら勉強しています。
もちろん経営者側も、そんな金融機関の傾向をおさえておきたいものです。金融機関を理解することから、「借りたいと思ったときに、タイムリーに借りられる」企業への一歩が始まるからです。『近代セールス』は、経営者としても学ぶことが多い誌面です。Amazonでも手に入りますので、気軽に手に取ってみてください。Kindle版も発行されています。
金融機関とうまくつきあっていきたい、資金繰りの悩みをいきなりメインバンクに相談するのは気が引ける…、とお考えの経営者のみなさん、どうぞこのページから、お近くの融資コンサルタントを検索し、お気軽にご連絡ください。金融機関・融資の仕組みを東川が自ら指導・研修した当協会の会員たちが、経営者のお役にたてるように日々努力を続けています。