中小企業診断士向け月刊誌『企業診断』連載 – 「コンサルタントの仕事」⑩

 

代表理事・東川仁が、『企業診断』2020年7月号に寄稿しました。

 

『企業診断』は中小企業診断士に向けた、日々の業務のヒントを満載した月刊誌。2019年10月号より新しく連載を始めました。連載タイトルは「コンサルタントの仕事の取り方すべて教えます!」

 

連載第10回のテーマは「融資に積極的な金融機関を一刻も早く見つける方法」

 

普段の連載記事では、東川と同じ多くの中小企業診断士が中小・零細企業の役に立ちながら、自分のキャリアを築いていく手法を書いています。

 

が、今回も2020年6月号と同じく、新型コロナウイルスの影響を受けている中小・零細企業に貢献するための原稿を書き下ろしました。

 

新型コロナウイルスの影響に困っている中小企業も、日ごろから懇意にする金融機関があれば、今回もメインバンクに自ら相談したでしょう。あるいは、金融機関の側から情報提供があったケースもよく耳にします。「こんな新型コロナウイルス対応の融資制度ができました。活用しませんか」。

 

しかし取引の薄い金融機関しかない、あるいは普段からとくに懇意にする金融機関がない中小・零細企業は、金融機関からの情報提供はありません。困っているのに、どの金融機関に相談に行けばよいのか検討もつかないのが実情でしょう。

 

しかも、アタリをつけて金融機関に足を運んで「けんもほろろ」な対応をされては、時間の無駄。行く前に、あらかじめ手応えを想定しておきたい・見通しを持っておきたいのは自然な考えです。

 

ではどのように、新型コロナウイルスで苦境の中小企業に積極的な金融機関を知るのか。そのための方策を東川は記し、できるだけ多くの中小企業診断士が企業に貢献できる記事をまとめました。

 

 

顧問税理士に紹介してもらう

 

知り合いの経営者に紹介してもらう

 

各金融機関の評判を周りに聞く

 

融資への姿勢を、直接金融機関に問い合わせてみる …など

 

 

新規の融資に積極的な金融機関リストは、ネクストフェイズのサイトにも掲載しています。ぜひ融資申請のときの参考にご覧ください。

 

本誌は中小企業診断士向けですが、中小企業の経営者にも役立つ記事が多く多数掲載されています。中小企業診断士が企業から相談を受ける際のチェックポイントが語られていることも多く、自社を振り返るとき大いに参考になるはずです。

 

プロのコンサルタントが日々、顧客へのアドバイスの参考にしている専門誌ですから、経営者も目を通しておいていただければ多くを学べることでしょう。Amazonでも手に入ります。

 

新型コロナウイルス対応融資を受けた後も、影響が長引いて2回目のコロナ融資を検討しているなど、今後の資金繰り、補助金や助成金、金融機関との上手なつきあい方などは、融資コンサルタント協会の会員にご相談ください。このページから、お近くの融資コンサルタントを検索し、気軽に連絡をお取りいただけます。