2021年6月18日(金)、日本政策金融公庫出身で中小企業診断士の永井俊二さんを招き、代表・東川とのトーク形式で「中小企業支援最前線」をテーマに会員向けZoom勉強会を開催しました。
現在、永井さんは大阪府よろず支援拠点コーディネーターであり、かつ大阪商工会議所の専門相談員。公的支援機関にて日ごろから多くの中小企業経営者の相談にのっているだけに、テーマは多岐にわたりました。
●支援機関として、中小企業に今いちばん伝えたい中小企業支援策
●今いちばん使えるコロナ融資
●公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付で、据置期間を決めるときの考え方 …etc.
これらは新型コロナウイルスの影響で資金繰りに困っている中小企業経営者や個人事業主に対し、会員の融資コンサルタント協会会員からぜひ支援策として伝えたいことでした。
また一方、公的支援機関で日常的に経営者からの相談にのっている永井さんから、中小企業サポートを行っている士業・コンサルタントに伝えたいこともお尋ねしました。
●中小企業支援を行うにあたって、意識していること
●事業者が、士業やコンサルタントに今いちばん求めていること
●中小企業を支援する士業・コンサルタントなどの専門家に、支援機関として望むこと …etc
とくに印象に残ったのは、各種補助金や公的支援機関などの活用方法、そして士業・コンサルタントとしての支援方法です。数多くの会員が、今まさに経営者と一緒になって乗り越えようとしている課題について熱心に勉強しました。
また第2部として、代表理事の東川から最新トピックスについての説明が行われました。
1/伴走支援型特別保証制度で、経営者保証を免除できます
ネクストフェイズのブログでも公開している内容ですが、あらためて詳しく内容や手順を解説しました。
2/事業再構築補助金の緊急事態宣言特別枠・通常枠等の採択について
まさにこの日、6月18日18:00に第1回公募の通常枠等の採択結果の発表があったのですが、すでに6月16日に発表されていた緊急事態宣言特別枠ともあわせて、数々の最新情報と傾向を東川から会員に伝えました。
当協会の融資コンサルタントは、全員が融資に関する専門研修を受講しています。また補助金や融資制度など、次々に新しくなる各種情報にも通じており、中小・零細企業の個々の事情に応じた資金繰り向上アドバイスを積極的に行っています。
●事業再構築補助金、第2回以降の申請を検討している
※第2回公募は7月2日18:00まで、第3回はWebサイトにて公開予定
●補助金に興味はあるが、誰に何を尋ねたらいいのかわからない
●資金繰りが厳しいので、融資に詳しい人に手伝ってもらえたら…
…このようなご相談があれば、ぜひこちらのページからお近くの融資コンサルタント会員を検索し、気軽に連絡をお取りください。
また補助金を検討中の場合は、上記の検索ページで「補助金にも詳しい」にチェックしてみてください。目的にあった専門家が検索結果に出やすくなります。