2021年5月17日(月)、当協会の会員でもある株式会社マイクリエイト代表取締役 中小企業診断士の福島美穂さんを招き、代表・東川とのトーク形式で「小規模事業者持続化補助金」をテーマに会員向けZoom勉強会を開催しました。
コロナ下において補助金の存在は心強いもの。2021年に初公募となった、最大1億円まで(中小企業は6,000万円まで)支援される事業再構築補助金も大きな話題です。しかしそんな今だからこそ挑戦したいのが、小規模事業者持続化補助金。
事業再構築補助金は、ある程度規模が大きい企業にはチャレンジし甲斐があるのですが、その分ハードルが高いのが難点。求められている内容がハイレベルなのです。また申請だけでも、多くの手間が取られます。
むしろ中小・零細企業には、比較的スムーズに申請でき、使い勝手もよい小規模事業者持続化補助金がおすすめ。小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者等が取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を、国が補助してくれる制度です。
勉強会で話されたおもな内容は以下のとおりです。
●今回の持続化補助金の採択結果から見える傾向
●<一般型>と<低感染リスク型>の違い
●「特定創業支援等事業」「経営力向上計画」の認定はとっておくべき?
●小規模事業者持続化補助金申請におけるよくあるミス …など
また小規模事業者持続化補助金のポイントとして、「商品そのもには使えない」(販促のみ)、「数字の根拠の示し方」(具体的なアクションプランとその実現可能性)、「採用されやすいビジネスモデル」(顧客数アップか単価アップか)、また話題の事業再構築補助金との違い、受任するときの報酬(着手金+成功報酬の額や割合)についても詳しく説明がありました。
今までに何度か行っている小規模事業者持続化補助金セミナーですが、今回も多くの会員が参加。それだけ補助金に興味ある中小企業経営者を顧客に持っているということの表れでしょう。講義後も質問が多く寄せられ、福島講師もていねいに答えていました。
小規模事業者持続化補助金の講義後は、代表・東川による最新トピックスの説明がありました。
●日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」が6月末に終了する?
●月次支援金について
当協会の融資コンサルタントは全員が融資に関する専門研修を受けており、上記のようにどんどん更新される補助金や融資制度の情報を積極的に採り入れ、中小・零細企業の資金繰り向上のアドバイスを行っています。
●小規模事業者持続化補助金の申請を手伝ってほしい
●自社にぴったりの補助金を教えてほしい
●新しい融資制度など、少しでも有利な資金繰り向上の方法を探している…
…このようなご相談があれば、ぜひこちらのページからお近くの融資コンサルタント会員を検索し、気軽に連絡をお取りください。
また補助金についてお尋ねになりたい場合は、上記の検索ページで「補助金にも詳しい」にチェックしてみてください。目的にあった専門家が検索結果に出やすくなります。