金融機関向け業界誌『近代セールス』寄稿 – 「経営アシスト情報活用術」④

 

代表理事・東川仁が、『近代セールス』2019年8月15日号に寄稿しました。

 

『近代セールス』は金融機関の職員に向けた、日々の業務のヒントを満載した業界誌。長年寄稿していた東川は2018年にお休みをいただきましたが、2019年4月15日号から再開しています。連載名は「経営アシスト情報活用術」。特集月を除き、毎月15日号に掲載されます。

 

金融機関の職員に対するアドバイスとして、東川が連載第4回に選んだテーマが「経営者補償ガイドラインの情報提供」

 

すでに借りている債務について「経営者保証を外したい」と考える経営者は数多くおられるでしょう。

 

実際、その基準となる「経営者保証に関するガイドライン」が中小企業庁から発表されており、このガイドラインを積極的に営業に活用している金融機関もあります。

 

しかし一方、中小企業側に目を向けると、このガイドラインを知っている経営者はあまり多くないように東川は感じています。

 

そこで本記事でガイドラインについて金融機関職員にあらためて啓蒙するとともに、職員の顧客へ「このガイドラインには無保証の取扱いもある」と知らせましょう…と東川は誌面で強調しています。

 

「自公庫では経営者保証のない融資が可能」と顧客に知らせることによって、企業経営者へのメリットはもちろん、他の金融機関への顧客流出が防げる金融機関のメリットも大きなものだからです。

 

もちろん経営者保証を外すためには複数の条件があります。が、おそらくどの中小企業経営者にとっても興味深いトピックではないでしょうか。「経営者保証は不要です」と提案・支援してくる金融機関があれば、多くの経営者が「ではぜひ」とお思いになることでしょう。

 

本誌は金融機関の職員向けのものですが、ご興味がありましたらぜひ手にとってみてください。金融機関ならではの考え方、現状の融資姿勢、また職員の行動の理由などがよくわかり、日々の企業経営にたいへん役立つことでしょう。Amazonでも手に入ります。

 

また、借り換えを含めた金融機関とのつきあい方、月々の資金繰り、さらに補助金についての相談ごとがあれば、どうぞこのページから、お近くの融資コンサルタントを検索し、お気軽にご相談ください。会員全員が融資や事業計画書についての専門研修を受けており、現在も一つひとつの中小企業の味方として活躍しています。