2019年3月22日(金)、東京会場にて「日本政策金融公庫の融資課長に聞く、他では言えない公庫のアレコレ」と題し、日本政策金融公庫の担当者様を招いた勉強会を行いました。
大阪会場で同様の勉強会を行ったのは2018年10月。そのときも多くの会員の参加があり、活発なやりとりが行われましたが、今回も多数の会員から多彩な質問が出ました。
自己資金、準備書類など多種多彩な質問内容
「創業融資してもらいやすいのはどんなケース?」
「どんな資料をそろえれば、融資がおりやすいのか」
といった一般的なものから、
「サイトを見ると、提出書類が多い。初回面談のときは、最低限必要な書類はこれだけでOKだと伝えられたら、経営者に負担をかけずに済むのだが…」
「税理士などの専門家が経営者に同行して公庫へ面談に向かうとき、士業として気をつけることは?」
といった、融資サポートする士業・コンサルタントならではの質問、さらに、
「役員貸付金がある企業が、公庫に融資申請した場合は…」
「自分の顧客がフランチャイズ加盟を考えているのだが、資本が…」
といった具体的な融資案件まで、多岐にわたる質問内容。日本政策金融公庫に対する会員の関心の高さ、そして何より、公庫融資サポートに日頃から深く関わっていることがわかります。
公庫の方々からは、会員が理解しやすいように、融資する側ならではの考え方を踏まえた詳細な説明がありました。
けっして結論ありきではなく、そう対応するに至る背景を知ることで、よりスムーズに公庫から融資を引き出す知識・ノウハウを数多く得る機会になりました。
運転資金の重要性など補足アドバイスも
さらに質問への回答のみならず、質問に関連した補足事項も数多く語っていただけたのも、会員にとって大きな成果です。たとえば:
●初期の設備投資も大切だが、運転資金に余裕をもたせることも考慮に入れておこう。なぜなら…
●創業の場合は業界経験が重視されることが多いが、たとえ非正規であっても、売上や収支管理など経営視点や責任感が持てる業務経験があれば、胸を張って事業計画書に書こう。というのも…
●条件によっては、民間の金融機関より金利が有利な場合があるのが日本政策金融公庫。たとえば…
…など、ここには書き切れないほど、現場ならではの声、融資希望者と接するなかでの実感、新しい情報が得られました。これら貴重な情報は、融資コンサルタントから経営者へのアドバイスに活かされることでしょう。
日本政策金融公庫の融資サポートなら
融資コンサルタント協会の協会員
また休憩時間や終了後も、名刺交換のために長い列ができました。これを機会に日本政策金融公庫とのパイプをつなぎ、より太くしていく融資コンサルタントが当協会には多数います。
「起業を考えているが、創業にあたって、自己資金の目安はどのくらいか」
「新規事業のための融資を、できれば公庫から…と考えている」
「すでに公庫融資を受けているが、設備投資のための追加融資は可能か」
「公庫の融資に強い専門家に手伝ってもらえたら」
といったご希望・ご相談がありましたら、ぜひこちらのページからお近くの融資コンサルタントを検索し、どうぞ当協会の会員まで気軽に連絡をお取りください。